空腹絶倒りゅーやの小言

広島の3ピースギターロックバンド「空腹絶倒」Vo/Gt.吉野竜矢のブログ。

僕が音楽・バンドを始めたきっかけからこれまでのお話(後編)

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空腹絶倒Vo/Gt.りゅーやです!

 

さて、前編・中編と続いてきた僕の音楽経歴も、いよいよ最終話(?)です。空腹絶倒のお話ですね。

 

 

りゅーやのバンド経歴(空腹絶倒の結成~現在)

ようやく来たか、と思う人もいますかね(笑)

 

今のバンドの話が聞きたいんだよ!という人はお待たせいたしました。

 

 

空腹絶倒の結成

2014年12月のことです。

 

黒縁のベースと、今から言えば前のメンバーであるドラムを誘って、3ピースバンドを結成しました。

 

とりあえずでも名前を付けなければ、ということで色々考えてみたんだけど、なかなか案も出なくて。

 

そこで考えたのが、「空腹絶倒」という名前でした。

 

初ライブまでの5ヶ月間

3人で集まって初めてスタジオに入ったのは、12月29日のことだったかな。年末も年末、どうにか一度は年を越す前に集まってみたくて、予定を合わせてスタジオへ。

 

と言っても、持ち曲があったわけじゃないから、何か目的があったわけでもなくて。そこで、みんながやったことのある曲を探したところ、KANA-BOONの「ないものねだり」を3人ともできるってことで、コピーをしました。

 

当時それはそれは流行ってましたよね、ないものねだり。僕も黒縁でギターを弾いていたけど、歌を歌いながらはさすがにしたことなくて、めちゃくちゃに難しかったのを覚えています。(笑)

 

それから年を越し、少しずつスタジオに入って曲を形にしていきました。初ライブに向けて必要最低限の曲数を用意しなきゃいけないから、バンドとしての練習も、ギターボーカルとしての練習も、それから作曲も。

 

作ったことがあったのはLyricaの時に作った「光」だけだったから、それ以降どんな曲を作ろうかたくさん悩んだような、悩まなかったような。

 

でも作った曲たちは、とにかく愛すべきもので。ライブで披露するのがとても楽しみでした。

 

 

初ライブ、そして認知

2015年5月1日、うちのドラムが通っていた大学のバンドサークルの定期演奏会に出演をさせてもらいました。

 

初ライブにもかかわらず、出演順は真ん中の方にしてもらえて、非常に光栄と言いますか恐縮と言いますか。

 

ライブまでにスタジオの動画をアップして、事前期待値を上げたりしてたんだっけ?もう随分と前のことだからあまり覚えてないなぁ(笑)

 

ライブはとっても楽しくて、いろんな人が空腹絶倒というバンドを気に入って、褒めてくれました。

 

僕はその時の動画をミュージックビデオレコーダーで録画していて、後日その動画をYoutubeにアップし、Twitterを使って宣伝しました。

 

すると、すぐさまいろんな人に拡散をしてもらえて、動画の再生数もグングンと伸びていきました。

 

それのおかげでいろんな人に空腹絶倒というバンドを知ってもらうことができました。

 

 

ベースの脱退

同年11月、ベースが脱退しました。といってもこれは、実はメンバーとして誘った時からわかっていたことで。

 

そもそも、その子は大学を出れば就職をすると決めていた子なので、ずっと一緒にはできないってことを伝えてくれてて。でも、それでも僕がベーシストとして一緒にやりたくて、できるとこまでの条件で誘いました。

 

その子の大学のバンドサークルの定期演奏会で引退、黒縁も同時に終わりを迎えました。

 

涙の1日でしたね~。

 

 

バンド活動ができなかった4ヶ月

12月にベースが抜けた後、新年に入ってからはバンドでの活動ができませんでした。僕はその間にアコギを持ってひとり弾き語りの活動をすることに。

 

バンドとは違って、曲としての表現の制限もかかるし、頼れるのは自分だけだし、ごまかしも効かないしで沢山苦戦しましたね。

 

でも、その分歌に関しては随分自分と向き合えた気がします。歌い方や、表現の仕方。

 

とは言っても、やっぱりバンドと対バンをすると悔しくなっちゃって仕方がなかったんだけどね。

 

 

サポートベースをお願いして活動を再開

2016年の4月、バンドの歴は浅いけれどうちでベースを弾いてみたいって言ってくれた子がいたから、その子にお願いして空腹絶倒としての活動を再開しました。

 

その子の空腹絶倒での初ライブが、4月22日。僕が空腹絶倒で初めてThe Cheseraseraと対バンした日でした。

 

相当緊張している様子だったのを今でも覚えてる。で、僕はというとただただ楽しくて、ワクワクしていました。緊張が無かったと言えば嘘になるけど、それも本番が始まるころにはワクワクに変わってるんです。

 

僕は、空腹絶倒というバンドを始めてからずっとそういうヤツでした。

 

 

バンド初となる音源を作成

同年7月15日、空腹絶倒としては初となる音源をリリースしました。

1st Demo「光」です。

 

RECは俺とドラムの二人で完遂。いつぞやのラジオでも語ったけれど、ドラム以外、つまりベース、ギター、ボーカルを俺がやってます。

 

ベースもやってんの!?っていう反応が毎度面白いです。(笑)

 

レコ発イベントも成功して、ようやくバンドとしての名刺も作れて、あとはメンバーだなぁっていうところでしたね。

 

 

ドラムの脱退

またまた同年の11月。ドラムが脱退しました。結成から考えると約2年、一緒にバンドをしてくれてました。今思えば、無茶なフレーズのお願いもしちゃってたり、でもそれに応えてくれたり、ごめんねとありがとうがいっぱいですね。(笑)

 

よく一緒にスタジオ終わりにご飯を食べに行っていた仲間も、ついには一人もいなくなってしまいました。果たしてどうなってしまうのだこのバンド・・・(笑)

 

 

ベースの安田もんが加入

翌年、2017年1月4日、11月ドラムが抜ける前あたりからサポートでベースを弾いてくれていた人が空腹絶倒に正式加入してくれました。それが今のメンバー、もんちゃんです。

 

あまりそうは見えないかもしれないけど、もんちゃんは僕よりお姉さんです。僕が老けているので若く見られて何よりですね()

 

で、ドラムは仲良しバンド「コトリア」のカワさんがしばらく叩いてくれることに。

 

新たなメンバーを加えて、これから空腹絶倒は加速をしていくのです。

 

 

1st singleをリリース

2017年4月22日、偶然なのか丁度、The Cheseraseraと対バンしてから1年が経つ日に、1st 両A面 single「いつかの君/決別の歌」をリリースしました。

 

 

そこから僕は人生初となるツアーにも出ます。もんちゃんが加入してからというもの、僕のバンド人生は確実に次のステージへと進んでいったのでした。

 

 

 

フラワーフェスティバルでライブをする

広島で毎年春に行われる一大イベントに、フラワーフェスティバルというものがあります。

 

そこの1番大きなステージで行われるライブバトルに出演するため、僕らはオーディションに参加しました。

 

その時ドラムをサポートしてくれたのが、後に正規ドラムとして加入する「渡邉ひな」です。

 

オーディションでは納得のいく良い歌が歌えたと思ったし、謎の自信が僕にはありました。結果、翌朝発表された合格者の中に「空腹絶倒」の文字が入っていたのです。

 

それからイベント当日、5月5日。

朝早くから集合し、リハーサルと流れの確認。それを終えて本番までの数時間は屋台を回って時間を過ごしました。

 

で、肝心の本番。僕らの出番はトリ前。ステージの前で足を止めてくれている人の数に、僕は心底ワクワクしました。

 

こういうのを待っていた、僕が歌いたいのは、こんな景色の前だ。そんなことを感じながら、景色、空気、熱量、そういうものを精一杯楽しんで演奏をしました。

 

バンドバトルの結果は、優秀賞。めでたく表彰していただきました。

 

 

ドラムの渡邉ひなが加入

フラワーフェスティバルの数日後、それは伝えられました。ひなちゃんがウチへの加入を決めてくれたのです。

 

僕は、ようやく、ようやく体制が固まることを心から喜びました。長かった、とても。まだティーンエイジャーの彼女は、練習熱心で、小さいのに素敵なドラムプレイ見せてくれて。これからが楽しみで仕方がありません。

 

正式な加入はもう少し後のことでしたが、いよいよ、メンバーが揃ったのです。

 

 

2nd singleのリリースを発表

そして7月8日のツアーファイナルで、早くも次の音源のリリースを発表しました。新しく揃った3人での初の音源。良い曲を作りました。

 

でもそれと同時に難しいことも沢山お願いしています。RECまでに沢山苦労を掛けてしまいました。それでもやり切ってくれた2人に感謝です。

 

 

そして現在

9月16日に控えている2nd single「Regret Flower」のレコ発まで、沢山準備をしています。スタジオ練習もそうだし、新しいグッズの制作も考えています。

 

9月9日と16日のレコ発、両日参加してくれた人にDVDのプレゼントもあるので、それの準備もね。

 

それから初のMVも企画してます。これがすごく楽しみ。とにかく、日々忙しく動いています(多分←)

 

 

最後に

ここまで長いこと書いてきましたが、もっと詳しく語ろうと思えばやっぱり膨大な量の文字数になるし、僕にもそんな文字数書くほどの気力はないし。

 

でも、なんとなく僕がどんな音楽人生を歩んできたのかは大体わかってもらえたかな。

 

これからまだまだかっこよくなるし、良い歌を歌うし、沢山の人に認められたいし。

とにかくずっと音楽をやって生きていきたい。し、生きていく。

 

大好きなことを、悔いのないようにやります。

 

 

人生は一度きりなんだからね。

 

 

 

 

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それでは、また!

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